どうにかやっと日記を書く

「忙しい忙しい」といってる人はたいてい忙しくは無いんだけど。

先月の21日にはお世話になってる七島信用組合の創立50周年記念式典があって、その翌日には東京国税局で鑑評会の表彰式もあったので「えんやこりゃ」と上京してきた。

七信の式典では前三重県知事(現早稲田大学名誉教授と呼んでくださいとおっしゃってた)北川正恭氏の講演があった。

島のことをよくわかってない先生の的外れな講演をよく聞かされる身としてはあまり期待はしていなかったが、さすがに地方自治を率いてこられた方だけあって島に置き換えてもわかりやすい話で、大変充実していた上に面白かった。

伊豆諸島・小笠原から多数の出席者がいたので、久しぶりに会えた人もたくさんいて楽しかった。

翌日の表彰式では本格焼酎の部で賞状授与の大役を仰せつかり、柄にも無く多少緊張してたかな。

造りを始めて20年くらいにはなるけれど、いまだに自信満々の仕込ということは無くて、毎回「これでいいのか?」「この酒はうまいのか?」と自問自答、試行錯誤の日々で。

きっと造り続ける限りこういう気持ちは持ち続けてしまうんだろうと思うけれど、たまにはこうしてほめていただくことも造りのモチベーションを保つためには必要かな。

島に帰ってからは一日おきに夜は獅子の練習日。

月が変わって12月は消防団の冬季夜警が始まり、1日は夕刻に『夜警始式』。

翌2日も夕刻より消防団の『火伏せの待ち』という無言の行の儀式。

翌3日は朝から子供の『村民柔剣道大会』の手伝い。

翌4日から芋焼酎の仕込が始まって、昨夜は神社で獅子のリハーサル。

昨日も芋の仕込で、今日は朝6時から消防団で神社例大祭ののぼり上げ、その後テント建て、夜宮。

明日は獅子木遣本番。

明後日のぼり下げ。

「忙しい忙しい」といってる人はたいてい忙しくは無いんだけど・・・