極み?八福?プロジェクト(仮)
あめりか芋の正式名称は『七福』
すっかり新島の農産品として定着し、これを原料とした弊社・七福嶋自慢も毎年ご好評をいただきありがとうございます。
あめりか芋の焼酎は、酒の席での「小学生に芋を作らせて、成人式にプレゼントしよう」という与太話がきっかけではじまった計画でしたが、初年の仕込原材料600キロから順調に増産を重ね、昨年も6tのあめりか芋を仕込みました。さらに紆余曲折の後に高校3年生の作った芋で仕込んだ焼酎を成人式に渡すというところに着地しています。
ここで止まらないのが新島の農業関係者の面白いところで、「次はなにやります?」って感じでなかなか休ませてくれません。
二年ほど前、酒の席での「麹の麦は新島でつくれないか?」という話が発端でしたが、「オール新島産で七福嶋自慢の上いっちゃう?極み?八福?」というプロジェクトがゆる〜くスタートしました。
いつの間にか種籾も入手し、「撒いてみました・・・」と話があったと思ったら、麦踏みイベントも開催して、朝日新聞にも掲載されていました。素晴らしい行動力です。
弊社で芋焼酎を復活させた時にも設備が無くて苦労したのですが、今回の麦も苦労の連続だったそうです。とりあえずすべて人力、刈り取りも脱穀も人力、精麦は島外の業者さんに頼みました。そんな汗と涙の結晶、新島産大麦麹を仕込んでいます。
旨い焼酎になることを祈ってがんばります。