ヘルールというスグレモノ

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焼酎のような液体の移送にはホースを使うことがほとんどだと思います。

弊社のような小さい製造元では製品には俗に「インチ」と呼ばれる、25(内径1インチ(約25mm))のホースを使うことが多いです。

醪(もろみ)の移送にはもうちょっと大きい32(1・1/4(32mm))とか40(1・1/2(40mm))、2インチ(50mm)とかのホースを使います。これは液体だけでなくて、麦や芋などの固体が混ざっているのが理由です。

このホースの継手ですが、タケノコと呼ばれる金属パーツを使うことが多いです。ポンプやらタンクの口やらに直接タケノコを付けて、ホースをぎゅっとねじ込んでホースバンドで締めて抜けなくします。

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このホースにも食品用というものがあって、以前は家庭用のビニールホースのような柔らかい素材でしたが、ホースの材質が変ってきました。

食品は人間の口に入るものですから、ホースの成分が溶け出てくるようなのはダメだということで、だいぶ前からシリコンのようなパコパコした素材のホースが推奨されています。

2015 12 27 16 42 33 (食品対応ホース)
 
この素材は健康には影響がないらしいのですが、タケノコに抜き差ししているとすぐに緩くなります。緩むといくらバンドで締めてもそこから酒が漏るので、緩んだところを少しずつ切って使っていたのですが、最近サニタリーヘルールという接続継手を勧められました。
ヘルールと呼ばれる継手をホースとバルブに付けて、この金属の継手の間にパッキンを挟んでバンドで固定するのでホースの抜き差しはしません。
 
だいたいインチのバルブにはインチのタケノコでインチのホース、インチ半にはインチ半のタケノコにインチ半のホースと決まっていて、バルブとタケノコとホースを揃えなきゃならなかったんですが、このへルール、20mmから40mmまでの継手同士が全部同じ外径にできるのでそのまま接続できます。オスとメスの概念もなく、ヘルール同士であれば40mmのバルブに25mmのホースとかなんでもありなので便利に使っています。
 
細かく言っていくとバルブやホースの接続関係はいろいろあって、まだまだ不勉強が露呈するのでこの辺で。
なにかいいものがあったら教えて下さい。
よろしくお願いいたします。
 
 
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(同じ32のホースですが上は32のバルブ、下は25のバルブに接続してあります)
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(最近つけた40のバルブ、これにも25のホースが接続可能)